しあわせ日記
10月1日(水)しあわせ歳時記
きのうまで、「秋の楽しみ」について書くのに、「秋のもの」探しをしていたのですが、きょうになっていいヒントが見つかりました。それは、「歳時記」です。
「歳時記」は、「俳句の季語」を集めた本です。
ネットの中にも「歳時記」に関するページがいろいろあります。
その中でも、「バーチャル歳時記」(三重県=松尾芭蕉のふるさと)はなかなかいいですね。
「歳時記」には、「一年のうち、そのおりおりの自然・人事百般の事を記した書」(広辞苑)という意味もあります。
この日記でも、そのおりおりの事・幸せについて書けたらいいな、と思いました。
ということで、明日から「しあわせ歳時記」のようなものを書いてみようと思います。
10月2日(木)猫じゃらし
「狗尾草(えのころぐさ)」って知ってますか?
「猫じゃらし」と言えば、おわかりでしょうか。
猫じゃらしは今の季節、よく見かけます。
空き地にもあるし、今朝も道端の街路樹の根元に生えていたのを、1本抜いてきました。茎の所から引き抜く時の、ツルっという感触をすごく久しぶりに味わうことができました。
子供の頃には、取って、誰かをくすぐったことがあるのではないでしょうか。
その名のとおりに、猫をじゃらしたことがある人もいるでしょう。
今朝、散歩の途中でよく行く神社の境内に、小さな鈴をつけた猫がいました。じゃらしてやろうかと思ったら、逃げられてしまいました。(ウソのような本当の話です)
いつのまにか、ただの雑草にしか思えなくなってしまっていたのですね。
「それがなんなの」「バカバカしい」「いい歳して」・・・いろんな心のぜい肉がついたのかもしれません。
ちょっと大げさでしたでしょうか。
10月3日(金)天高く鰯雲
秋の空を見上げて、「高いなぁ」と感じたことがありませんか?
空の高さが季節によって変わることがあるとは思えません。
単に、「天高く馬肥える秋」という言葉の暗示効果でしょうか。
空が高く感じるのは、雲が高いところを流れて行くからではないでしょうか。
秋の雲と言えば、「鰯雲」を思い出します。
ところで今年は、鰯が不漁で、値段がすごく高くなっているそうです。「1匹500円」という新聞記事もありました。
空が高いと、気分がスカッとするような気がするのは、私だけでしょうか。
いい季節ですね。
10月4日(土)秋の空
きのう「鰯」の話を書いたのですが、きょう書けばよかったなぁ。
というのは、きょう10月4日は「いわしの日」だと知ったからです。
「1(い)0(わ)4(し)」の語呂合せだそうです。
(と、きょう書いてますが)
最近、秋晴れが多いいい天気が続いていていいですね。(「い」が多い!)
「女心と秋の空」と言われますが、そんなことありませんね。
心が変わりやすいのは、男女差よりも個人差のほうが大きいでしょう。
女性のほうが心が表に出やすいというのはあるかもしれませんが。
「こころ」というのは、「ころころ変わるから」というのを何度か目にしたことがあります。
確かに、ちょっとしたことで変わりやすいですが、あとを引くというのもあると思います。イヤなことがあると、そのあとも悪い気分で過ごしてしまうことがあります。
悪い気分はうまく気分転換をして、いい気分は持続できたらいいのでしょう。
天気も好さそうですし、好い週末を過ごせるといいですね。
10月5日(日)健康で幸せ
きのうのバスケットの練習は、人数が8人と少なくて、きつかったです。
一人は途中で足がつっていました。
自慢じゃありませんが(自慢です)、私はバスケットをやっていてつったことは一度もありません。つったことがあるのは、水の中とふとんの中だけです。
20代はさすがに元気です。仲間の一人は、カゼぎみだったけど、バスケットで汗を流したら、調子がよくなったと言っていました。
私も昔はそうでした。
でも、今はカゼをひくこともめったにないので、練習にはほとんど参加しています。
涼しくなっても、バスケットのあとのビールは最高です。(冬でも最初はビールですが)
仲間と楽しく飲んで、終電で帰ってきました。
練習の次の日は、昼頃まで寝ている仲間が多いそうです。
私は、苦もなく早起きができ、こうしてHPの更新をし、名言メルマガを発行します。
こう自慢話を書いてみると、私は相当に健康なようです。
だから、好きなバスケットもできるし、やりたいこともいろいろできるのです。
健康だから、気分よく過ごしやすいというのも大きいと思います。
私は「健康で幸せ」だと思います。
10月6日(月)錬金術
『アルケミスト』(パウロ・コエーリョ/地湧社)を読み終わりました。
“アルケミスト”とは「錬金術師」のことです。
「錬金術」とは(この本によると)、金属を純化して「不老不死の霊薬」と「賢者の石」を作り出すこと。賢者の石のほんのひとかけらで、大量の金属を金に変えることができる。
「不老不死の霊薬」があったら、幸せになれるのでしょうか?
生きている時間が長ければ、それだけ自分を育てていけば、少しずつ幸せになっていけるのでしょう。
でも、幸せになる方法がわからない人は、いつまでたっても幸せになれないでしょう。不幸に暮らす習慣があってそれを変えようとしない人は、ずっと不幸な時間を過ごさなければなりません。不老不死がいちばんの不幸になってしまうかもしれません。
「金」を作り出せたら、幸せになれるのでしょうか?
一時的には、なれるのでしょう。でもその幸せは長くは続かないのではないでしょうか。
目立つようなことをしていると、金もしくは金を作り出す方法をねらう人に襲われてしまうかもしれません。
ふつうに暮らして、幸せに過ごせるようになればいいのでしょうが、それなら大金はいらないでしょう。
「賢者の石」と言えば、ハリ・ポタの第1巻ですね。
ということで、遅ればせながら『ハリー・ポッターと賢者の石』(J・K・ローリングス/静山社)を読み始めました。少しずつ読んでいこうと思います。
ハリー・ポッターは、11歳の少年で、魔法学校の1年生(『賢者の石』では)。
また、ハリ・ポタと言えば、「魔法」と「白いフクロウのヘドウィグ」。
ハオハオ・メルマガで、童話「幸せの魔法」を連載しています。物語は前半のクライマックス、12歳の少年・コータが“ハオハオの森”の白いフクロウに“幸せの魔法”を教えてもらうところへ。よろしかったら、お読みください。
「読書の秋」も楽しみたいですね。
10月7日(火)秋深し
きのう、「富士山で初冠雪」が観測されたそうです。
きのうは時々冷たい雨が降って、肌寒く感じられました。
「冷たい雨」というと、ハイ・ファイ・セットが歌ったユーミンの歌を思い出します。
「♪冷たい雨にうたれて・・・」(ここしか浮かんできませんが)
もうひとつ、「いつか冷たい雨が」というイルカさんの歌があるのを思い出して、ベスト盤のCDを引っ張り出して聴いてみたら、いいですね。「なごり雪」とか「Fllow Me」とか。
今月の18日・19日とバスケットの合宿で西湖に行ってきます。
雪を戴いた富士山を間近に見られるのを楽しみにしています。
だんだん秋が深まってきましたね。
10月8日(水)耳をすませば
きのうの夜帰る時と、今朝来る時に、耳をすまして歩いてみました。
夜遅くと朝早くだったので、それほど多くの種類の音は聞こえませんでしたが、耳をすませば何かが聞こえてくるものです。
夜は、「虫の声」の独壇場でした。街中でもいたる所で虫が鳴いていました。よく聴いてみると、微妙に違う鳴き声がいろいろありました。きっとコオロギでも「○○コオロギ」によって鳴き方が違うのでしょう。
他に夜に聞こえたのは、自動車の音、人の靴音と歩きながら携帯電話で話す声など。
風で音が聞こえましたが、本当の風の音ではなくで、私の耳が風を切る音でした。昨夜はけっこうひんやりとした風が吹いていましたが、風大好きの私は「好好」でした。
朝は、「鳥の声」が主役でした。私が聞き分けられるのは、スズメとハトとカラスぐらいですが、違う鳴き声もいくつかありました。朝から、ハトが群れをなして曇り空の中を旋回していました。
朝も、虫の声は少しは聞こえました。
あなたも、時には「耳をすませて」みてはいかがでしょうか。
10月9日(木)十三夜
昨夜の「十三夜」の月はご覧になりましたか?
すごく明るかったです。
「十五夜」では月見だんごを食べますが、「十三夜」では栗や豆もお供えしたり食べたりするそうです。
私は夜の散歩から帰ってから、お茶を飲みながらヨウカンを食べました。栗は入っていませんが、(小)豆は入っていました。
月みたいなものが地球のまわりを回ってるなんて不思議ですよね。裏側は見せないし。
月の引力が潮の満ち干とかに影響しているし、人間にも何かしら影響があるのではないでしょうか。満月と新月の日(月と地球と太陽が並ぶ時)には、交通事故が増えるという統計もあるそうです。オオカミ男もサイヤ人(ドラゴンボール)も満月を見て変身するし。
昔の人は(見える)形を変える不思議な月を見て、いろいろ考えたのでしょうね。かぐや姫が月から来て、月に帰っていくという物語もありますし。
月って自分で光ってるわけでじゃないんですよね。
でも、あんなに明るいんです。(もちろん、夜ですから暗いのですが)
暗い中でも、光があればそれを見れば明るく思えます。まわりのものも少しは見えます。手さぐりでなくても歩いていくことができます。真っ暗よりもずっといいのです。
どんなに心が暗い時にも、小さくてもいいから心にともしびを燈すことができたら、と思います。まずは「希望」というともしびからでしょうか。
10月10日(金)運動会
10月10日と言うと、「体育の日」と一瞬思ってしまうのは、私だけでしょうか。
今週末に運動会・体育祭という学校も多いのではないでしょうか。
バスケの仲間で、先週土曜に子供の運動会だったという人と、今週末に子供の運動会があるという人がいました。
話を聞くと、親だけでなく、おじいちゃん・おばあちゃん(多い家は4人)も観に行くので、子供の数より観客のほうがだいぶ多いようです。そのために、朝早く(中には、前日の夜)から場所取りをするお父さんも実際にいるそうです。
また、ビデオ撮影はなかなか大変らしいですね。
私が子供の頃には、そんなに観客はいなかったし、自分の家族がいた記憶がないですね。(忘れちゃっただけかもしれませんが)
私の場合、運動会の記憶があまりないですね。
少なくとも徒競走で1番になったことはないでしょう。
中学・高校の体育祭では、1500メートルを走ったのを憶えています。そんなに速いわけでもなかったですから、たぶん「ことわれなかった」からかもしれません。
今週末は天気も好さそうですし、散歩がてらに近所の学校の運動会をちょっとのぞいてみるのもおもしろそうかな、と思いました。
(この日記のつづき)
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