しあわせ日記
忘れる力
「人生の8割は忘れていいこと。医師・鎌田實が実践する、一番幸せな60代を迎えるための「忘れる」習慣とは?」(幻冬舎plus)より、
人生の8割はどうでもいいこと。
なのに、そのどうでもいいことに埋もれて、本当に大切なものが見えなくなっていることのほうが問題なんじゃないか。
人間の「忘れる力」は、時間や価値観、ときには意志というふるいにかけて、ものごとを取捨選択する力です。
不安やこだわりを手放す、考え方を切り替える、仕切り直す、別の方法を探す、棚上げする、これまでの視点を捨てて新しい視点をもつ、他人や自分の人生を許す、水に流す……みんな同じく「忘れる力」を根っこにしているのです。
何か問題があって悩んでいても、実はどうでもいいこと・大して問題ないことも多いのではないでしょうか。
「1年たったら忘れてしまうこと?」と自問してみて、「忘れている(もう悩んでいない)だろう」と思えるのなら、「(人生の中では)小さいこと」と考えて、「まぁいいか」などと軽く済ませるといいでしょう。
また、考えてもしかたがないこと・どうしようもないことは考えないようにしたほうがいいのではないでしょうか。
不安やこだわりを手放す、考えを切り替える、やり直す、別なことをやる、保留する、視点を変えて考える、許す……。
このよなことを心がけて「忘れる」ことができるようになるといいのでしょう。
「このことを考えるより、もっと大切なものがあるのではないか?」と自問することで、大切なもの(事・人・物)に気づけるといいでしょう。
どうでもいいことは忘れて、その分の時間とエネルギーを自分にとって大切なものに使えるといいのではないでしょうか。