読書日記

  別なことをやる

 PHP6月号の特集は『気持ちの切り替え方 マイナスをプラスに変える』。
 米山公啓さん(作家・医師)は、
「忘れる」とは記憶から消し去ることではなく、思い出さないようにすることです。
 そのためには新しい別なことを始めたり、自分の好きなことに徹底的に打ち込んでみましょう。

 悩んでいる人に引き算をさせると、少なくとも引き算をしている間は、悩みを忘れています。
 つまり脳は同時に二つのことを考えられないのです。それを利用して、何か別なことをやるべきなのです。
 イヤな気持ちが続くのは、イヤなことをいつまでも考えているからです。
 そのことを忘れれば(考えなければ)、イヤな気持ちは自然に鎮まるものです。

 と言っても、イヤな気分が残っていると、ついイヤなことを思い出してしまいます。それはしかたがありません。「忘れよう、忘れよう」と思うのは逆効果でしょう。
 イヤなことを考えているのに気づいたら、「イヤな(人の)ことを考えるのはやめよう」とストップできればいいのです。
 「こんなことを考えるより、○○しよう」と切り替えられると、なおいいでしょう。

 何かをやり始め、それに集中すれば、イヤなことは忘れられます(考えなくてすみます)。
 そのことが楽しめることだったりして、気分がよくなればイヤなことを思い出さなくてすむようになれるでしょう。

 人は同時に二つのことを考えられないのです。

不幸を数えて暮らすより  幸せを数えて暮らそう   幸せになれることをしよう



   

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