しあわせ日記
気持ちを伝えやすくなる会話のポイント
「「思った通りに伝わらない」を変えたい! 気持ちを伝えやすくなる会話のポイント」(YOLO)より、
観察(Observation)
うれしい時でも悲しい時でも、その状況や心の中を、尾ひれはひれをつけず、色眼鏡で見ないで、純粋に観察しましょう。
感情(Feeling)
外側の出来事を観察したら、次に自分の内側を見つめましょう。
必要としていること(Needs)
今、生きるために必要としていることは何なのかを考えます。
要求(Request)
リクエストとは、自分のニーズと相手のニーズを両方満たす「お願いの仕方」をすること。お願いを伝えるために必要な条件は、(1)具体的、(2)前向きな表現、(3)今すぐ実現可能なこと。そして、たとえ相手が断ったとしても、それを受け取る心構えを備えておくことです。
不満を感じたりイライラしたりしてしまうのは、自分の心の中に何かとらわれているものがあるのかもしれません。
状況を純粋に観察し、「こういうこともある」「現実は現実」「こんな人もいる」「してくれないのは当たり前」などと考えれば、不満やイライラは小さくなるでしょう。
自分の感情を見つめ、それに対処できることもあるでしょう。
たとえば、人にイライラするのは相手が変わることを期待しているから。
「人が変わることを期待するのはよそう」と考える。
自分(の心)を大切にするためには、今必要としていること・大切にしたいもの・自分の願い・望みは何なのかを考えられるといいのでしょう。
その上で、自分の望みを大切にする方法を考えられるいいでしょう。
自分のニーズと相手のニーズを両方満たす方法を考え、自分から相手にお願いできるといいのでしょう。
実現可能で、少しでもいい方向に変わるような方法を具体的に提案できるといいのではないでしょうか。
その提案を相手が断ることもあるのは当然です。
そういう場合には、改善案や別の案を探っていけるといいでしょう。
自分の望みがあるように、相手にも望みがあるのです。
人づきあいの距離に関しても、自分に望みがあるように、相手にも望みがあります。
そのことをわかった上で、現実的な方法を考え、うまく提案できるようになるといいのではないでしょうか。