しあわせ日記
人の望み、自分の望み
人間関係の問題でいろいろ役に立つ考え方が「人は人、自分は自分」です。
人はそれぞれに望むものが違います。幸せになるためには、自分の望みを知り、それを求めて行動・努力することが肝心です。
人がもっているもの(物・人・事)を見て、「自分もあれがほしい」と思うことがあるでしょう。
人の幸せをヒントに自分の幸せを見つけることは悪いことではありません。
ただし、それが嫉妬心や劣等感や対抗心に根ざしたものだとしたら、たとえ得られたとしても幸せにはなれません。得たものを喜んで使えない、楽しんだり味わったりできない、すぐに幸せを感じられなくなる、忘れてしまう・・・このような場合、自分が心から望むものではないのです。
そういうことが多い人は、人のものを見て「あれもほしい、これもほしい」とキリがないでしょう。
「人(の望み)は人(のもの)、自分(の望み)は自分(が決める)」のように考え、他人や流行に流されずに、自分の望みを叶えていけるようになるといいでしょう。
夢や目標をもって生きている人を見て、自分も「夢をもって生きよう」と考えるのはいいことです。
ただし、自分に達成可能で自分に合った目標をもつことが大事です。
また、人がもっている大きな夢を知り、「自分にはあんな夢はもてない」とはじめから夢をもつことをあきらめてしまうのは、自分のためによくありません。自分にも叶えられる夢、幸せになれる夢がきっとあるはずです。それを見つける努力をしたほうがいいでしょう。
「人(の夢)は人(のもの)、自分(の夢)は自分(のもの)」と考え、自分の夢や目標を愉しめるようになるといいでしょう。
他にもいろんな望みが、人それぞれにあると思います。好きなものも異なれば、大切にしたいものも違うでしょうから。
自分の望みを愛して生きられるようになるといいのではないでしょうか。