“好き”というヒント
やりたいことを探すヒントとして、「好き」という感情を重視してみてはどうでしょうか。
頭で考えるよりも、感覚で選んだほうが、やりたい気もちもふくらむのではないでしょうか。
自分の好きなもの(物/事/人)に、今よりも関わることをやりたいことにすればいいのです。
自分の好きなものを大切にして、関わる回数と時間を増やしていけばいいわけです。
好きなものなら、はじめから、愉しむことができるでしょう。「好き」という自覚があれば、より愉しむことができると思います。
好きになると、それだけそのもの(特に、いい所)に気づきやすくなります。
また、「好きなことをやれている」と自覚できるのは、幸せなことでもあります。
好きなものへの関わり方を考え直してみるのもいいと思います。
・物は、つくる/売る/買う/楽しむなどの関わり方。
・事は、仕事としてか/趣味としてか、
自分ひとりでやるか/誰かといっしょにやるか/人がやるのを見るかなどの関わり方。
・好きな人との関わり方もいろいろあると思います。
好きなものと関わるときにも“工夫”することが大切だと思います。
工夫することで、より良く関われたり、自分に合わせて自分の好みをつくることもできます。
自分の工夫が活かされれば、そのものをもっと好きになり、もっと愉しめるようになると思います。
「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、「上手になればなるほど好きになる」ということもあると思います。また、上手になればそれだけ愉しめるようにもなります。
上達すれば、その先にさらに大きなやりたいことが出てくるかもしれません。
逆の考え方をすれば、自分の「得意なこと」は自分の好きなこと/やりたいことではないでしょうか。
“好き”っていうことは、幸せのヒントであり、幸せの素のようなものです。
好きなもの(事、人、物)を大切にすることが、やりたいことになるし、それが幸せにもつながるのではないでしょうか。