しあわせ日記
人の行動、自分の行動
人間関係の問題でいろいろ役に立つ考え方が「人は人、自分は自分」です。
人のやること・やり方が、ちゃんとしていない、礼儀正しくない、いいかげん、要領が悪い、やさしくないなどで、イライラしてしまうことがあると思います。多少のイライラはしかたがないと思いますが、「許せない」などと怒りに達してしまうと、自分をコントロールするのが難しくなってしまいます。
怒りに駆られた行動は人間関係を悪化させることにつながるでしょう。その前に、「怒りは毒」だそうです。
世の中にはいろんな人がいます。「こんな人もいる」と考え、少しでもイライラを鎮められるといいでしょう。
さらに、「こんな人のためにイライラするのは損だ」と考えられると、なおいいでしょう。
人にイライラする原因は「相手が変わることを無意識に期待しているから」です。
ほとんどの場合、「人は変わらない」と思ったほうがいいでしょう。
「人(の行動)は人(の問題)、自分(のイライラ)は自分(の考え方の問題)」と考え、人にイライラしない考え方を心がけられるといいでしょう。
すぐにはうまくできないかもしれませんが、「人にイライラしない自分になろう」と努力を続ければ、少しずつできるようになれるでしょう。
世の中には悪いことをする人がたくさんいます。人の悪口を言う、意地悪をする、ルールを守らない人、マナーをわきまえない人、モラルがない人、犯罪行為をする人、・・・。
人がしているから自分もする、自分が人からそういう目にあわされたから自分も人にする、というのはどうかと思います。
「人(の行動)は人(の問題)。自分(の行動)は自分(の問題)」です。
むしろ、「(人がしていても)自分だけは(そういう悪いことはしない)」という気もちがあったほうがいいのではないかと思います。
人の言動にあまり左右されずに、自分を大切に生きていけるようになるといいのではないでしょうか。