しあわせ日記
適応する幸せ
人生の中では生活環境が大きく変わることもあるでしょう。
たとえば、進学、就職、結婚、引越し、転職、退職、入院・・・。
他にも小さな環境の変化は時折あるのではないでしょうか。
環境が変わったときには、わからずに戸惑うことや自分の考え・価値観とは違うことや違和感を感じることなど、煩わしいこともあるでしょう。
環境(の変化)に適応できないと、苦しむのは自分です。環境になかなか適応できない人は、生きていくのは大変かもしれません。
「郷に入っては郷に従え」で、よく知らない環境では、そこに自分を合わせたほうが無難なのでしょう。
環境に馴れるまでは多少のことは我慢したほうがいいでしょう。
自分の考えよりも、和を大事にするほうがいいこともあるでしょう。
「時と場合をわきまえる」「身の丈を知る」のようなことが必要なこともあるのではないでしょうか。
ただし、まわりに合わせてばかりでは、自分を失うことになってしまいます。
今の環境の中で自分を活かすことができるといいでしょう。
そのためには、まずは自分自身をよく知ること。
そして、自分を活かす方法を考え、実践後に検証することで少しずつ適応していけるといいのではないでしょうか。
自分(の考え)を曲げずにまわりに適応できたらいいのでしょうが、まったく妥協しないで適応するのは現実には難しいでしょう。
自分が本当に大切にしたいもの以外の小さいことには妥協してもいいのではないでしょうか。
ただし、「これだけは」と妥協しない“こだわり”があってもいいのだと思います。
柔軟な心でしなやかに適応できるように、環境適応能力を養う努力をすることで、環境の変化にうまく適応していけるようになれたらいいのではないでしょうか。