しあわせ日記

6月13日(火) 時と場合をわきまえる

 PHP7月号の特集は「好感を持てる人、品を感じる人」。
 山崎武也さん(ビジネスコンサルタント)は、
 その時と場所と場合をよく考え、それにふさわしい振舞いをする。その場の雰囲気に自分自身が解け込めるように努める。自分が目立とうとするような言動は厳に慎む。それが落ち着いた人柄であり品のある行動様式である。
 人が集まった場合には、その場その場に則したつきあい方や雰囲気があるのでしょう。
 その場の雰囲気に解け込めるように努めたほうが無難なのでしょう。少なくとも、その場の雰囲気を壊さないように心がけたほうがいいでしょう。

 いつでも自分が主役になろうとする人は、好感を持たれないでしょう。
 自分が目立とうとするような言動は控えたほうがいいのでしょう。

 そういう観点から、その場での自分の役割的なものを考えてみるのも一つの方法だと思います。
 リーダーとメンバー、誘う人と受ける人、提案者と協力者、話し手と聞き手、ボケとツッコミ、・・・。
 相手によっていろんな役割的な関係が生じているのだと思います。
 自分の役割を認識して、その役割を積極的に果たすことで関係に貢献することができればいいのではないでしょうか。

 と言っても、いつでも人に気を遣ってばかりでは疲れるでしょうし、まったく自分を出せずにいるのもよくないでしょう。

  『どうでもよいことは流行に従い、重大なことは道徳に従い、
   芸術のことは自分に従う』 小津安二郎

 ルールは守るべきでしょうし、常識やエチケットやモラルなどはわきまえたほうがいいのでしょうし、節度はあったほうがいいのでしょう。
 でも、「これ(だけ)は自分のやりたいようにやる」という信念やポリシーのようなものはあったほうがいいのではないでしょうか。
 それが“自分(らしさ)”を出すことにつながるのだと思います。

 理想としては、

  『至上の処世術は、妥協することなく適応することである』 ジンメル

 でしょうか。難しいことかもしれませんが。



   

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