しあわせ日記

６月１４日（水）　心の目で自分を見る

　ＰＨＰ７月号の特集は「好感を持てる人、品を感じる人」。
　児玉清さん（俳優）は、
　いま自分がしていることが、人さまの目にどう映っているか。それは美しい姿であるのか、醜い姿であるのか。
　たとえ誰も見ていないとしても、自分の心の目で自分の姿をしっかりと見ることができる人。そういう人が品のある振舞いをするのだと思います。
　自分の振舞いが、「美しいものだろうか？」、少なくとも「醜いものではないだろうか？」と自問してみれば、何か気づけることがあるのかもしれません。

　たとえば、「人が見ていないから」「人もしているから」などと、美しくないこと・醜いことをしていないだろうか。
　「人に見つからなければいい」「バレなければいい」などと、悪いことをしていないだろうか。
　「自分（と身内）さえよければ」と、人にイヤな思いをさせていないだろうか。

　美しい・醜いは、目に見える振舞いもあるでしょうが、重要なのは「心」でしょう。
　自分が発する言葉や行いなどの裏にある「心が美しいか／美しくないか」が問題なのでしょう。

　人の心は外からは見えません。自分の心は人にはわかりません。
　自分の心の目で見て、自分の心を澄ましてみれば、わかることもあるのではないでしょうか。

　また、いつでも自分を見ることができるのも自分だけです。
　人が見ていなくても、自分にはそれができるのです。
　人が見ている所だけ美しくても、人が見ていない所は美しくないのでは、美しい自分とは思えないでしょう。

　自分を見つめ、自省・自育することは厳しく難しいことだとは思いますが、自分の美意識を大切にして、少しでも美しい自分になっていけたらいいのではないでしょうか。
　それが「品」として、自ずと表れたら、素敵な人になれそうです。



　　　

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◇好感を持てる人、品を感じる人

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