読書日記

  環境に馴れる

 PHP2月号の特別企画は『脳を知ればもっと上手く生きられる!〜ストレスを克服する法』。
 池谷裕二さん(東京大学大学院薬学系研究科・講師)は、

 ストレスから脱却するポイントは環境に馴れることにありますから、一生懸命に物事に集中したり好奇心を抱くことで、海馬が鍛えられ、ストレスに強い脳をつくることができるといえるでしょう。

 経験を重ね、海馬を活性化するほど、環境に馴れ、ストレスへの順応が早くなるといわれています。ストレスに打ち克つたびに海馬は発達し、より強いストレスを克服できるようになっていくのです。
 人間には、馴(慣)れるという素晴らしい適応能力があります。
 馴れるためには、とにかくやること、そして続けることでしょうか。

 さらに、好奇心興味関心をもって積極的に取り組むことで、鍛えることもできるのでしょう。
 集中したり、夢中になってやれれば、ストレスや苦痛を感じることもなく、それなりに愉しむこともできるのではないでしょうか。

 反対に、イヤイヤだったり、バカにしたり、否定的に考えているうちは、なかなか馴れないでしょう。
 心が受け入れた時に、馴れることができるのではないかと思います。

 ストレスは、逃れようとすると重くのしかかり、仲良くつきあっていくようにすれば軽くなるような気がします。
 経験を積むことでストレスを克服しながら、少しずつ強くなっていけたらいいのではないでしょうか。



   

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◇「ストレスを克服する法

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