しあわせ日記
セロトニン(幸せホルモン)
(脳内)セロトニンの主な働きは、覚醒・睡眠や体温調節などの身体の調整と、イライラや怒りや不安などの心の調整です。
セロトニンが満足感や幸福感につながることから、「幸せホルモン」とも呼ばれます。
セロトニンの不足は心身に悪影響を与えます。
睡眠障害(眠気/不眠)、摂食障害(過食/拒食)、低体温、免疫力の低下(風邪を引きやすくなる)、疲れやすい、姿勢が悪くなるなどの身体の症状。
イライラしやすい・感情的になりやすい、くよくよしやすい・落ち込みやすい、やる気が起きない・集中力がない、ストレスが溜まりやすいなどの心の症状。
買い物依存症、ギャンブル依存症、アルコール依存症、ネット依存症、ゲーム依存症などの様々な依存症。
うつ病、統合失調症などの精神疾患。
セロトニンが不足する主な原因は、ストレスと悪い生活習慣(不規則な生活、運動不足、ダイエットや偏った食生活、太陽光を浴びない生活など)です。
セロトニン不足を予防するためには、ストレス対策をすることと、規則正しい生活、(リズミカルな)運動、バランスの良い食事、太陽光を浴びること、を心がけることです。
セロトニンは、ドーパミン(喜び・快楽)やノルアドレナリン(怒り・闘い)などの作用を制御して、気分や感情をコントロールする働きをします。
気分や感情のコントロールは、考え方を変えることでもある程度は可能です。
ということは、幸せになる考え方を心がけることが脳内のセロトニンを増やすことにつながるではないかと思います。
セロトニンはエキサイティングな幸福感ではなく、穏やかな心、朗らかな心、平安な心、安らいだ心、平静な心、気分がよいのようなソフトな幸福感をもたらすものなのでしょう。
生活の中に心静かな時間をもつことがセロトニンを増やすことにも役立つのではないかと思います。