しあわせ日記
ドーパミン(幸せホルモン)
ドーパミンは運動や学習の機能・制御の向上に関与し、意欲・やる気・集中力を高める働きもあります。
ドーパミンの分泌により、快感を得ることができます。
ドーパミンが達成感や幸福感につながることから、「幸せホルモン」とも呼ばれます。
ドーパミンが不足すると、抑うつ症状、意欲の減退、やる気の喪失、無気力・無関心などの心の症状。
運動能力の低下、疲れやすくなる、過眠のような身体の症状。
学習能力、記憶力、集中力、行動力などの機能低下などがあります。
ドーパミンの分泌に伴う快感は、報酬と考えられます。
基本的にいいことをした報酬として快感を得られるのです(神様のご褒美?)。
報酬としての快感を得たいために、意欲ややる気が湧いてくる、とも考えられます。
それが行動を生み、(目標達成のような)いい結果に結びついた場合には、(喜び・達成感などの)快感を得ることができるのです。
ドーパミンを分泌しやすくするためには、目標をもって努力する習慣をつくることだと思います。
ただし、達成感を度々得られるように、小さな目標や中間目標を設定することが大事でしょう。
また、好きなこと・楽しめること(たとえば、好きな音楽を聴く、カラオケで好きな歌を歌う、おいしい物を食べる、得意なことをするなど)をする、新たな経験(新しいことを始める、新しい発見をする、いつもと違う道を通るなど)をする、運動をする、笑うなども、ドーパミンの分泌を増やすそうです。
ドーパミンの分泌によってやる気が出るのなら、やる気を出す工夫をすることがドーパミンを分泌することにつながるのではないかと思います。
ただし、「○○はいいこと、○○すぎは・・・」です。
ドーパミンが過剰に分泌されると、買い物依存症、ギャンブル依存症、アルコール依存症、ネット依存症、ゲーム依存症などの様々な依存症になりやすくなります。
ドーパミンの分泌をコントロールしてくれるのがセロトニンです。
穏やかな心(セロトニン)で気分よく生活する中で、時々達成感のような快感(ドーパミン)を得つつ、生きていけるようになるといいのではないでしょうか。