読書日記

　　達成感＝目標×努力×犠牲

　『魅力ある知性をつくる２４の方法』（林望）より、
　より大きな達成感を得るためには、より大きな目標に向かわなければいけないし、より大きな努力をしなければいけないし、そのためにはより大きな犠牲を払わなければならない。
　そのために涙を呑んで諦めなきゃならないこともいっぱいあるわけです。
　それなりの達成感や幸福感を得るためには、それなりの目標を達成する必要があるのでしょう。
　それなりの目標を達成するためには、それなりの努力をする必要があるでしょう。
　努力を続けるためには、それなりの時間と苦労が必要であり、その他の何かを諦めなければならないのでしょう。

　大きな目標ももたず、大した努力もせずに、何も犠牲にしないで、大きな幸せを願っていても、幸せにはなれないでしょう。やがて虚無感や無力感を感じるだけではないでしょうか。

　幸せには、大きな幸せも中ぐらいの幸せも小さな幸せもあります。
　大きな幸せは少なく、得るためには大きな努力や犠牲が必要と覚悟したほうがいいでしょう。大きな幸せだけを求める人は、幸せになりにくいでしょう。
　一方、小さな幸せはたくさんあり、自分がその気になれば容易に得られるものが多いでしょう。幸せになるためには、小さな幸せを大切にできるようになることが肝心だと思います。

　どういう幸せを求めるかは、人それぞれであり、自由です。
　自分の幸せを選ぶことが大事だと思います。

　「日々小さな幸せをいくつも感じ、時々中ぐらいの幸せを感じ、
　　　　　　　　たまに大きな幸せを感じられる可能性のある人生」

　こんな人生だったら、幸せだと思いませんか？



　　　

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『魅力ある知性をつくる２４の方法』林望

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