しあわせ日記
努力
7月30日は「露伴忌/蝸牛忌」(小説家・幸田露伴の忌日)」。
幸田露伴の『努力論』より、
『努力は即ち生活の充実である』 幸田露伴
自分が望むものを得るために努力することで、充実した生活ができるといいでしょう。
充実感を日々実感できるのは、とても幸せな生き方だと思います。
「努力」というと、大変なこと・つらいことばかりをイメージする人もいます。
楽しむ工夫や努力をすることで、努力の中に楽しみや喜びや幸せを見つけられるといいでしょう。夢中になって努力できるのなら、それがいちばんでしょう。
『努力を忘れて努力する、それが真の好いものである』 幸田露伴
とはいえ、努力の過程では大変なこともうまくいかないこともつらいこともあるでしょう。
それでもいい努力を続けるためには、幸せになる考え方を心がけ、いい心の状態をキープすることができるといいでしょう。
『努力論』には、幸福論も書かれています。
有福(自分に有る幸せ)、惜福(幸せを大切にする)、分福(幸せを人に分ける)、植福(世の幸せ、多くの人の幸せに貢献する)など。
『幸福は運命から与えられるよりも、
むしろ努力で獲得する方が多い』 武者小路実篤
幸せになるための努力もしたほうがいいでしょう。
努力の習慣があるのとないのとでは、人生の幸福度は大きく違ってくると思います。