稀なチャンスで百万人に一人、一億人に一人ぐらいしか実現できないことは、人生の目的にはならないのです。 私たちが生きる道、幸福の境地は、やはりどんな生命にも、どんな人間にも達することが可能なものでなければいけない。それが、差別思考を捨てた「ブッダの幸福論」の基本的な考え方なのです。