読書日記

  幸せは〈大きさ〉より〈頻度〉

 『こころのレシピ』(クリストフ・アンドレ)より、
 〈小さな幸せ〉に気づき、それを味わうということです。日常生活のなかにひそむ〈甘美な瞬間〉を見逃さずに、きちんととらえるということです。

 〈幸せ〉については、〈大きさ〉より〈頻度〉のほうがはるかに重要な意味を持っています。つまり、たったひとつの〈大きな幸せ〉より、たくさんの〈小さな幸せ〉を体験したほうが、本当の〈幸せ〉を手に入れやすくなるのです。
 小さな幸せに気づけたら、その幸福感を十分に味わうことができるといいのでしょう。
 見つけた幸せについて想像力を働かせることで、幸福感をより高められるといいのではないでしょうか。

 大きな幸せであっても、幸福感は長く続くものではありません。また、大きな幸せはめったに得られないでしょう。
 小さな幸せなら日常生活のなかで度々感じられるようになれます。また、小さな幸せをつなぐことで幸福感をある程度の時間は持続することも可能だと思います。

 本当に幸せになるとは、日常的にいろんな幸せを感じて暮らせるようになることだと思います。
 そのためには、幸せの〈大きさ〉よりも〈頻度〉のほうが重要なのではないでしょうか。



   

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