読書日記

  幸せの評価基準

 『幸せを科学する』(大石繁宏)より、
 自分は幸せな人間だと思っている人は、例外的にひどい1週間でなかった限りいい1週間だったという評価を下すだろうし、また自分は不幸せな人間だと思っている人は、例外的にいい1週間でなかった限り、いまいちの1週間という判断を下すであろう。
 自分は幸せかどうかの評価は、あくまでも主観であり、人によって基準が違います。
 幸せの基準が高い人は求めすぎて不幸になりやすく、低い人は「足るを知る」心をもち幸せになりやすいでしょう。

 『幸福の値段を下げれば、みんな幸福じゃないですかね』 水木しげる

 幸せの基準は、その人の考え方によります。まずは幸せについての幸せになる考え方ができるといいでしょう。
 その上で、いろんな幸せを感じて生活できるようになるといいでしょう。

 反対に、幸不幸の感情・気分が考え方に影響を与えます。
 幸せな気もち・気分の時には幸せになる考え方や行動をしやすくなり、不幸な気もち・気分の時には不幸になる考え方や行動をしやすいのです。

 まずは「自分は(今、それなりに)幸せ」と思えるようになることが、より幸せに暮らせるようになる秘訣なのだと思います。



   

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幸せを科学する』大石繁宏

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