幸せ(特に自己満足)は、他人に対して無頓着になるという可能性が懸念される。しかしさまざまなデータを検証してみると、幸せな気分は他人への気配りと正の相関があるという結果が多い。幸せな人は、自分の幸せに浮かれて他人に無頓着になるのでしょうか。
また、幸せは怠慢を呼ぶという可能性も挙げられるが、実際のデータを見てみると、幸せな人のほうが不幸せな人より働き者であるという結果が出ている。
最後に幸せな人は健康かという問題があるが、追跡調査のデータを見てみると、幸福感の高い人のほうが低い人より長生きしているという結果がほとんどである。
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