読書日記

  目標と幸福感

 『幸せを科学する』(大石繁宏)より、
 ブランスタインは、数回にわたり目標をどれくらい達成したかと幸福感を測定したが、時点2での幸福感は時点1から時点2までの目標達成度と0.54の相関を示した。

 自分の価値観やモチベーションを知り、それらに沿った目標を設定し、その目標に向かって努力するという姿勢が幸福感の達成には重要であることが示されている。
 自分の目標が達成できれば、それなりに強い幸福感を得られるでしょう。
 ですから、自分にとって達成可能な目標をもつことが大事でしょう。
 また、時間のかかる大きな目標だけでなく、比較的容易に達成できる中ぐらいの目標(中間目標も含む)や小さな目標(週の目標・今日の目標など)ももてるといいのではないでしょうか。

 目標をもつと達成するまでは幸福になれない(つらい)、達成できなければ不幸になるのように考え、目標をもてない人もいると思います。
 目標に向かって努力する中で様々な小さな幸せを感じ、過程を愉しむことができれば、幸せの目標をもってイキイキと幸せに暮らすことは可能だと思います。

 そのために大事なのは、その目標が自分に合っていてどのくらい愉しめるかです。また、そのためなら多少のつらい努力もやる気になれるかどうかも重要だと思います。
 その目標を達成するための努力をやる気があって、楽しめる人は、いい努力を続けることができ、目標達成の可能性も高いでしょう。

 自分の夢や目標を愉しんで生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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幸せを科学する』大石繁宏

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