読書日記

  過体重

 『疲れる理由』(ベンジャミン・H・ネーテルソン)より、
 過体重は、自分で変えることができるもう一つの疲労要因である。
 疲労と過体重は、次の二つの理由により切り離せないものになっている。まず、過剰な体重のため動くときに余計な労力が必要となる。第二に、余分な体重が原因となり、睡眠中、気道が閉鎖され睡眠時無呼吸が引き起こされることがある。
 もしあなたが過体重で疲労を感じているならば、まず第一に体重を減らすべきである。
 体重が余分にあるということは、それだけの重りを体につけて動いているようなもので、疲労しやすくなるのは当然でしょう。
 睡眠に悪影響があるとすれば、なおさらです。
 慢性的な疲労を抱えている、疲れやすいという人で、その原因が過体重にもあると思う人は、体重を減らすこと(ダイエット)を決意したほうがいいのかもしれません。

 ダイエットの王道は、「摂取カロリー<消費カロリー」です(参考「ダイエットの必須知識! カロリーと運動量の関係」All About)。
 要は、食習慣と運動習慣です。悪い(食)習慣を改め、いい(運動習慣を身につけることができればいいのではないでしょうか。

 私が考えるダイエットの秘訣は、空腹に慣れ、空腹で過ごせる時間を長くすることです。
 空腹の時間がなければダイエットはできないでしょう。空腹に慣れ、空腹で過ごせる時間を長くできるといいでしょう。空腹を忘れて集中できること・夢中になれることがあるといいでしょう(参考「過食をしてしまう」)。

 生活が疲弊する原因は何かしら余分があるからかもしれません。自分の人生の余分なものを減らす(人生の荷物は軽いほうがいい?)、もっと広い意味でのダイエットを考えてみてもいいのではないでしょうか。
 たとえば、やることを減らす(余分な時間と労力のダイエット)。
 “心の健康”という意味では、心のダイエットが考えられます。考えすぎないように幸せになる考え方を心がけ、シンプルマインドを実践できるといいのではないでしょうか。
 悩みのもとになっている「人間関係の贅肉」を落とすスピリチャルダイエットというのもあるそうです。
 持ち物のダイエットをして、持たない暮らしを目指すというのもあります。

 少し身軽になってもっとラクに生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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