悪い習慣を改める

  悪い習慣を改めるのは容易なことではないと思いますが、
   自分の努力しだいで可能なことだと思います。

  まず第一は、「自分の悪い習慣に気づき、自覚する」こと。
  自分が嫌な(不幸な)気持ちになった時には、
   「自分には何か悪い習慣(クセ)があるのではないか?」
   と考えてみると何か気づけるかもしれません。

  第二に、「悪い習慣(クセ)を変えよう」と決意すること。
  習慣・クセを変えるためには、相当の決意が必要だと思います。
  いいかげんな気持ちや中途半端な気持ちではすぐに挫折することでしょう。

  また、悪い習慣・クセを「やめよう」と考えるよりも
   「変えよう」と考えたほうがいいと思います。
  無意識にやってしまうのが、習慣・クセです。
  「やめよう」「やめよう」と意識することは逆効果でしょう。
  悪いクセが出てもいい(しかたがない)のです。問題は、そこからです。

  第三に、「悪い習慣をいい習慣に変えるように心がける」こと。
  「悪いクセは、出た時に早めに気づいてやめればいい。
  それをきっかけにいいことを始めれば、なおいい」のです。
  悪い習慣・クセをやり始めても、
   そこからいいことを始める習慣をつくればいいのです。
  そうすれば、悪い習慣もいい習慣に変わるでしょう。

  第四に、「習慣になるまで続ける」こと。
  習慣になるまでは意識しないとできません。
  無意識にできるようになるまで、心がけを続けることが肝要です。

  「幸福とは心の習慣」だと思います。
  不幸になる心の習慣を減らし、
   幸福になれる心の習慣を増やしていけたらいいのではないでしょうか。
  キーワードは、「一つ一つ」「少しずつ」です。




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