幸福に生きるヒント



幸福論のページ

人生を例える言葉

生活を楽しむヒント

気分転換のヒント

ストレスケアのヒント

やりたいことのヒント

人間関係のヒント

問題解決のヒント

目標達成のヒント

自分とのつきあいのヒント

自分を強くするヒント

生きがいについて

スローライフ


過去の幸福のヒント

今日の幸福のヒント 考えてもしかたがないことを考えるのはよそう

 あなたは、「考えてもしかたがないこと」や「考えなくてもいいこと」を、つい考えてしまっていることがありませんか?

 「考えてもしかたがないこと」がいろいろあります。
 たとえば、 過去の出来事。すでに起こってしまったことは変えようがありません。過去の出来事に対して、必要な対策をして、何かを学んだのなら、それ以上は考えてもしかたがありません。
 たとえば、将来のこと。将来について考えて不安になるだけなら考えてもしかたがありません。不安について今できる対策をしたのなら、それ以上考えてもしかたがありません。
 たとえば、人のこと。人が何かをした、人が何かをしてくれないなどと、いつまでも考えていてもしかたがありません。人は自分の思うようには変わってくれません。
 たとえば、自分にはどうしようもないこと。自分自身や自分の環境の中には、(今の)自分には変えようがないことがあります。そういうことを考えてもしかたがありません。

 また、「考えなくてもいいこと」もいろいろあります。
 自分が考えさえしなければ何も問題がないことがあります。自分のコンプレックスなどは自分が考えさえしなければ問題はないはずです。また、人の思惑や人の目を気にしてもしかたがありません。人の考えることはわかりません。
 一年たったら忘れてしまうような小さい問題もあります。すぐに忘れてしまうようなことはあまり考えなくてもいいはずです。

 「考えてもしかたがないこと」や「考えなくてもいいこと」を考える時間を少しでも減らして、その分、幸せに過ごせる時間を増やすことができたらいいのではないでしょうか。

 考えてもしかたがないことや考えなくてもいいことを考えてしまうのは、ただムダな時間を過ごしてしまうだけではありません。
 大きいのは、イヤな気もちで過ごす時間が長くなってしまうことでしょう。そのことを考えると、悩ましい、つらくなる、悲しくなる、悔しい、腹が立つ、イライラするなど。
 そのために、今やるべきことがおろそかになってしまったり、今を愉しめなくなってしまいます。

 まずは、考えてもしかたがないことや考えなくてもいいことを自覚することだと思います。
 そのためには、イヤな気もちになった時に、「このことは考えてもしかたがないことじゃないだろうか?」「このことは考えなくてもいいことなのではないか?」などと考えてみれば、「これは考えてもしかたがないこと/考えなくてもいいこと」とわかることがあるのではないでしょうか。

 「このことは考えてもしかたがないこと/考えなくてもいいこと」と自覚していれば、そのことを考えている自分に気づけることが増えるでしょう。
 そのことを、つい考えてしまうのは、しかたがありません。無意識にですから。自分を責めたり、落ち込んだりする必要はありません。
 そのことを考えているのに気づいたら、「このことを考えるのはよそう」と、そのことを考えるのをストップできればそれでいいのです。

 「このことは考えたくない。こんなことを考えるよりもっと考えたいことややりたいことがあるはず」と考えてみれば、きっと何か思いつくでしょう。
 イヤな気もちになるようなことを考えるよりも、今をもう少し愉しめることが何かあるのではないでしょうか。



11月12日 人を幸せにする幸せ

11月11日 人を許す幸せ

11月10日 まわりの人を大切にする

11月9日 人にイライラする原因は?

11月8日 人づきあいの目的と目標と方法

11月7日 仕事の幸せ

11月6日 前向きに考える


    悩みのヒント

名言から学ぶ幸せのヒント

幸せになる考え方

ハオハオの森


幸せのホームページ 本多時生( honda@shiawasehp.net)