読書日記

  運動がストレスによる疲労を和らげる

 『疲れる理由』(ベンジャミン・H・ネーテルソン)より、
 恐らく最も一般的な疲労の原因はストレスだろう。
 疲労と努力は相いれないもののように思われるが、驚くことに有酸素運動という形の努力は、ストレスによる疲労を和らげる。運動がどのようにうまく働くか、正確には明らかではないが、ストレス感、不安感、疲労は、運動後に消えることがある。
 肉体労働が減り、複雑化した社会では、ストレスによる疲労が一番多いのかもしれません。
 心理的なストレスによる精神的な疲労のほうが肉体的な疲労よりも多いのではないでしょうか。

 疲労回復には睡眠などの「休息」が有効ですが、一見反対とも思える「運動」も(特に精神的な)疲労を和らげる効果があるようです。
 ある程度の時間継続して行う有酸素運動がいいのでしょう。
 一般的なのは「歩く」ことでしょう。心が沈んだ時には、歩くことをおすすめします。ハッピー・ウォーキングができると、なおいいでしょう。

 適度な運動をすることで上手に疲れることができれば、良い睡眠につながり、なおいいのではないでしょうか。
 体を動かすのと同じように、心を動かすことも精神的な疲労の回復には有効だと思います。

 他にも疲労回復の方法、溜ったストレスを発散・解消する方法はいろいろあると思います。
 自分に合った、自分に効果がある方法を見つけて、自分なりの工夫をしながら身につけていくことで、疲労やストレスに強くなり、もっと元気に生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。





   

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