読書日記

　　ストレスの源を除去する

　『疲れる理由』（ベンジャミン・Ｈ・ネーテルソン）より、
　時には驚くほど多くの状況で、人々はそれを変える努力をまったくせずその状況を受け入れてしまう。
　もしあなたが慢性的にストレスを感じる状況にいるとしたら、「変化」がキーワードになる。もし状況を変えることができたとしたら、ストレスはなくなるだろう。
　従って、ストレスを起こす源になるものを除くために何か行動を起こす必要がある。
　ストレスによって、自分の心身や生活に悪影響がある場合には、その原因となるものを取り除くことができれば、それがいちばんいいのでしょう。
　現在の状況を変える努力をすることで、ストレスの原因を除去できる可能性があるのなら、そのための方法を考え・行動を起こせばいいのでしょう。

　一つの方法は、問題を正面から見つめて、解決を目指すことです。
　状況や環境や人間関係を変えるのは難しいことも多いのですが、努力してみる価値はあります。

　もう一つの方法として、ストレスを受けることを回避することもありだと思います。
　ストレスを受けるような事・状況・場・人などと関わる機会や時間を無くす・減らす。無理して、イヤなことをしない、イヤな所へ行かない、イヤな人と会わない、など。
　ストレスで病気になってしまうくらいなら、このような選択をすることも一策です。

　ただし、解決できないことや、避けられないことも多いでしょう。
　そのような場合には、現状を受け入れて、ストレスとうまくつきあっていく努力ができるといいのではないでしょうか。



　　　

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『疲れる理由』ベンジャミン・Ｈ・ネーテルソン

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