しあわせ日記

  幸せを高めるクセをつける

 昨年出版した『幸せグセのつけ方』の最終章は「幸せを高めるクセをつける」です。

26 幸福度は能力に比例する
 何かをするためには、それを為すための能力が必要です。幸せになるためには、「幸せになる能力」が必要です。幸せになろうと思っても幸せになれない人は、幸せになる能力が足りない、と考えることができます。
 幸せになる能力を向上させていけば、それにつれて幸せに暮らせるようになっていけるということです。

27 「今は幸せ」と思えるようになる
 幸福度を高めていくための最初の目標は、幸福度をプラスにすることです。つまり、「今は幸せ」と思えるようになることです。
 現在日本に暮らす大半の方は、心がけしだいで「今は(それなりに)幸せ」と思えるようになれるのではないかと思います。

28 幸せのレパートリーを増やしていく
 幸せになるためには、自分が幸せになれることを考え・実践できるようになることが肝心です。ただ待っていても、幸せはめったにやって来ないでしょう。
 自分の幸せになる方法のレパートリーを一つ一つ増やしていけるといいでしょう。

29 幸せを力に、さらに幸せになる
 いい気分・幸せな気分の時には、幸せを感じやすくなり、幸せになる考え方や行動もしやすくなります。
 幸せな気もちになった時に、「この幸せを力に、さらに幸せになれることをしよう」と思えるようになるといいのです。
 幸福感を大切にし、今の幸せを力に、さらに幸せになっていけるようになるといいでしょう。

30 幸せになれる習慣をつくる
 「幸せになる」(一時的にではなく、日常的に)とは、幸せを感じて暮らせるようになることです。そのためには、幸せになれる習慣をつくれるといいのです。
 たとえば、「○○たらいいな」と具体的に望む習慣、「○○たらいいな。ではどうしたら?」と考え・行動に移す習慣幸せの目標をもって努力する習慣やる気を出す工夫をする習慣、「いいなぁ」と思う習慣、「楽しもう」と思う習慣、楽しむ工夫と努力をする習慣、「ありがたいなぁ」と感謝する習慣、「幸せだなぁ」と思う習慣、幸せを感じる能力を磨く習慣、身のまわりにあるもの(事・人・物)を愛する習慣、「人を幸せにすることが自分の幸せ」と考える習慣、「幸せはたくさんある」と思う習慣、「今は幸せ」と思う習慣、自分の幸せになる方法を考え・実践する習慣……。

 このような心がけ・努力を続ければ、少しずつ幸せに(暮らせるように)なっていけると思います。また、幸せへの道に終わりはないと思います。つまり、生涯少しずつ幸せになっていけるということです。
 生涯少しずつ幸せになっていけるというのは、とても幸せな生き方だと思います。
 生涯少しずつ幸せになっていける生き方は、いつでも「今がいちばん幸せ」と思える生き方でもあります。



   

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