読書日記

  有責の法則

 『不幸になる生き方』(勝間和代)より、
1.有責の法則
幸福な人――自分の人生に自分の責任で取り組み、リスクをとらないとリターンがないと理解したうえで、失敗も自分の責任と考えている。
不幸な人――とにかくリスクを避けることばかりを考え、人にリスクを押しつけていく。
 今自分がもっていない幸せを手に入れるためには、リスクがある場合が多いでしょう。
 それを得ようと努力しても、得られない(失敗する)場合もあるということです。
 リスクをとらずに何もしなければ、その幸せを得ることはできません。

 リスクを避ける人は、失敗を恐れすぎているのでしょう。
 それを社会や状況や人のせいにして、自分に言い訳をしているような人もいます。

 致命的な失敗はめったにない、と思います。
 むしろ、(一時的につらい思いをしても、時がたてば)いい経験になる失敗が多いのです。
 その経験を活かして、次に幸せを得ることにつながれば、それは成功へのステップだったことにもなります。

 リスクを避けることがいい場合もあると思います。
 ただし、リスクを避けてばかりいるのは、機会を失うのみならず、自分を弱くして、リスクを高める危険性があります。
 人生では、何もしないことがいちばんの失敗になるのではないでしょうか。

 社会や人のせいにしていても、一時的な(責任逃れの)気休めにしかなりません。
 それに、自分の人生の責任は、自分が体験としてとることになるのです。
 他の人には、口先や形式だけの責任しかとれないのです。

 自分が今幸せでないとしたら、必要なのは「リスクを覚悟して幸せを求めて行動することではないか?」と考えられるといいでしょう。
 行動する価値はきっとあると思います。



   

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