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今日の幸福のヒント 人間関係で悩み苦しまない 人間関係で悩み苦しむことが多い人は、それだけ幸せに暮らすことが難しいでしょう。 人間関係で悩んだ時の対処法には、次の3つがあると思います。 1.相手を変える 2.関係を変える 3.自分を変える 「相手を変える」ことは、まずできないでしょう。 でも、「あの人が××」などとイライラしたり腹を立てたりボヤいたり嘆いたりしてしまうのは、「相手を変えたい」という望み、もしくは「相手が変わってほしい」という期待が心の中にあるからではないでしょうか。 相手が変わることを期待しない、つまり、今のままの相手でいい(しかたがない)と思えるのなら、そんなにイヤな思いをしなくてすむはずです。 相手が変わることを期待しないのなら、「(世の中には)こんな人もいる」「この人はこういう人」などと、自分の考え方を変えることできたらいいでしょう。 『人と人とのあいだに起こる問題のほとんどは、 誰しもがまず他人を変えようとするところから発生するのです』 R・コンクリン 「関係を良くする」努力するのはいいことです。関係が良くなれば、相手の自分に対する対応も変わってくるでしょう。 でも、相手によってはうまくいかないことも多いでしょう。(そういう人だから、悩んでしまう?) そのために、長い時間と自分のパワーを使うのはもったいないのではないでしょうか。 「(この人との関係は)このままでいい」と自分の考え方を変えて、その分の時間とパワーをもっと自分が幸せになるために使えるようになれたらいいでしょう。 『「あの人たちはあんなことをするべきではない」と言う代わりに 「あの人たちの行為のために、どうして私がわずらわしい思いをするのだろう」 と言ってみるのだ』 ウエイン・ダイアー 相手を変えようとしない(相手が変わることを期待しない)、関係を変えなくていい、と考えられるのなら、あとは「自分(の考え方)を変える」ことで、人間関係であまり苦しまないようになれたらいいでしょう。 たとえば、「いっしょにいない時にはイヤな人のことを考えるのはよそう」と考えられるようになるだけでも、けっこう違うと思います。 「悪い気分に流されない」「余計なことを考えない」ような心がけもできたらいいでしょう。 他にも人間関係で悩み苦しまないための幸せになる考え方がいろいろあると思います。 『自分自身の健康と幸福のために少なくとも敵を赦し、忘れてしまおう。 これこそ賢明というものだ』 デール・カーネギー あとは、人間関係の問題以外の生活を大切に、「幸せを感じる」「気分よく生活する」「幸せの目標をもってイキイキと生活する」「人を幸せにする幸せを感じて生活する」というようなことができるようになれたらいいのではないでしょうか。 「こんな人もいる」「このままでもいい」「いっしょにいない時にはイヤな人のことを考えるのはよそう」。 この3つの考え方が実践できるようになるだけでも、人間関係で悩み苦しむことはずいぶん減るのではないかと思います。 生きていく中では人づきあいの悩みや人間関係のトラブルなどいろいろあるでしょうが、あまり悩み苦しまないですむようになるために、まずは、「自分を変えよう」そのために「(自分の)考え方を変えよう」と決意し、努力を始めることができたらいいのではないでしょうか。 7月5日 意図的気分転換 |
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本多時生( honda@shiawasehp.net) |