余計なこと
人間関係でイヤな事があった時、後でそのことを考えてイヤな気もちになってしまうことがあります。その場だけで忘れてしまって、後で考えることがなければ、問題はすでにないわけですから。(そういう人になれたらいいのですが…)
思い出して「イヤだイヤだ」「信じられない」「何で自分がこんな目に会わなくちゃならないんだ」「あの人が悪いんだ」などと考えたら、イヤな気もちになるの当たり前です。その上、相手との過去のイヤな出来事や相手の欠点など、思い出した悪い材料をどんどんつけ足してしまったりもします。
こんなふうに後から悪材料を加えてしまうから、自分の中で問題が大きく、相手はどんどん悪人に、なってしまうのではないでしょうか。
後からつけ加えるのは「余計なこと」だと思います。
さらに、「意地悪してるんだ」とか「自分のことを嫌いなんだ」とか「自分に対して悪意があるんだ」とか、考えてしまうこともあります。
「
人の心はわからない
」と私はよく考えます。
相手が考えていたことや、相手の気もちや、相手の意図などは、いくら考えてもわかりません。そもそも答え合わせができるわけでもありません。
もし、勝手に間違ったことを考えて、ひとりでイヤな気もちになっていたとしたら、ばかばかしいと思いませんか? (人を見る目や人の心を読む力に絶対の自信があるのなら別ですが)
「余計なこと」を考えないようにするにはどうしたらいいか。
その相手のことをできるだけ考えなければいい。
その相手のことを考えているのに気づいたら、やめて他のことを考えればいい。自分が好きな事・人や、やりたいことや幸せになれることを考えればいい。
その相手のことを考えるとイヤな気もちになるはず。気分よく過ごそうと心がけていれば、イヤな気もちに気づけるようになる。気づいた時には、もっといいことを考え始めればいい。
そもそも、いっしょじゃない時にその相手のことを考えてイヤな気もちになること自体が「余計なこと」。と私は思うのですが。
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