しあわせ日記
欲を満たす幸せ
人間にはいろんな欲があります。
自分の欲望通りになれば幸せな感情が湧き、欲望通りにならないと不幸な感情が湧きます。
欲をもたない、欲を捨てるというのは、できるだけ不幸にならないために役立つ方法です。
かと言って、本当に無欲になってしまうと、幸せも感じられなくなってしまうのでしょう(人間には不可能なことだとは思いますが)。
欲を少なくすることができるといいのではないでしょうか(欲望の格下げ、少欲知足)。
欲には、不幸になる欲と幸せになれる欲があるのだと思います。
自分が幸せになれる欲を生活に生かすことで幸せに暮らせるようになるといいのです。
また、人間が本来もっている欲(たとえば、食欲、睡眠欲、自己実現の欲求、愛の欲求、美への欲など)が満たされた時には、素直に幸せを感じることが大事でしょう。
悩みは欲望から生まれるとも考えられます。
不幸な気もちになった時には、その裏にある自分がとらわれている欲望に気づき、それにとらわれないようにできるといいでしょう。
“欲(望)”というと悪いイメージがありますが、自分にとって幸せになれる欲・望みをもって、それを叶えることで、自分の幸せを得られるようになるといいのではないでしょうか。