「意味のある悩み」と「無意味な悩み」

しあわせ日記

　「意味のある悩み」とは、精進（努力）によって乗り越えられる悩みのことです。「意味のない悩み」とは、自分の能力ではどうにもならない、自分では対処できない悩みのことです。

　その悩みが、「意味のある悩み」であれば、精進して乗り越える。「意味のない悩み」なら、執着しない。捨てる。

　悩みの中には、今の自分の能力ではどうしようもない問題や考えてもしかたがない問題もあります。
　そういう問題を考えるのは時間がムダなだけでなく、悩ましい時間を増やし、幸せになれる時間を減らすことにもなります。

　他にも、自分さえ考えなければ問題ないこと、自分ではなく相手に問題があること、小さいこと、放っておいても自然解消する問題なども同様です。
　このような問題にはとらわれずに、捨てる、もしくは減らすことができるといいのでしょう。
　つい、考えてしまっても、それに気づいて「この事は考えないようにしよう」「こんなことを考えるより、〇〇しよう」のように切り替えられるようになるといいでしょう。

　「意味のない悩み」を減らし、その分の時間とエネルギーを自分が幸せになれることに使えるといいでしょう。
　「意味のある悩み」自分にとって重大な問題は、あまり苦しまないようにじっくり考えることができるといいでしょう。
　悩みがないのは幸せなことですが、悩みや問題があっても（それなりに）幸せに暮らせるようになれるといいのではないでしょうか。