しあわせ日記
苦の幸せ
お釈迦様(仏教)の教えのなかに「四苦八苦」があります。
「生」「老」「病」「死」の四苦と、「愛別離苦」(愛する者と別離すること)、「怨憎会苦」(怨み憎んでいる者に会うこと)、「求不得苦」(求める物が得られないこと)、「五蘊盛苦」(五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならないこと)の四つの苦(思うようにならないこと)を合わせて八苦と呼ぶ。(ウィキペディアより)
生きることには苦しみがつきものです。
でも、「人生、楽ありゃ、苦もあるさ」です。不幸もあれば、幸せもあるのです。できるだけ不幸にならずに、少しでも幸せになれることをやれるといいでしょう。
人は誰でも老いていきます。そのために大変なこともあるでしょう。
でも、歳をとるにつれて幸せになる能力を向上させることで、少しずつ幸せに暮らせるようになっていけるといいのではないでしょうか。
誰でも病気になることはあるでしょう。大病で入院することもあるかもしれません。
病気になったときには、大事なことを考えるいい機会と考え、病気と健康についてや、自分の幸せ・生活・生き方について考え直してみるといいのではないでしょうか。
人間には必ず死が訪れます。その前に大切な人の死によってつらい思いをするかもしれません。死について悩む人もいるでしょう。
死を想うことで、自分の人生を大切にできるようになるといいでしょう(死ぬまでにしたい10のこと、死ぬときに後悔すること)。
人生の中にはいろんな「別れ」があります。
別れがつらいのは、それだけいいつきあいの幸せな時間があった証拠、その人との出会いは人生の幸せ、と考えてもいいでしょう。
どんな関係にも別れがあります。別れがあるからこの出会いを大切にしよう、と考えるのもいいでしょう。
人を恨んだり憎んだり嫌ったりすると、その人と会うたびに、その人のことを考えるたびにイヤな気もちになるでしょう。
自分が人のことをどう思うかは「自分に返ってくる」のではないでしょうか。
人を憎んだり、嫌ったりするのは、自分のためにできるだけやめたほうがいいでしょう。
自分の幸せを求めて努力するのはいいことです。
でも、求めて努力しても得られないものもあります。それで不幸になるのはよくありません。
自分の幸せを求めすぎないほうがいいでしょう。
自分の肉体と精神が思うがままにならないこともあるでしょう。
少しでも思うように働かせられるように努力するのはいいことです。
自分なりの健康法をもち、幸せになれるように心の働きを変えるように努力できるといいのではないでしょうか。