しあわせ日記

  過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し

「物事には程度というものがあり、その程度を過ぎると、かえって不足するのと同じようによくないことになる。度を過ごすと、いい事でも害になったり、人から嫌われたりする」

 「○○はいいこと、○○すぎるのは・・・」。

 考えるのはいいこと、考え過ぎは苦悩の元。
 働くのはいいこと、働き過ぎると疲れ切ってしまう。
 頑張るのはいいこと、頑張り過ぎると無理になる。
 人に気を遣うのはいいこと、気を遣い過ぎると疲れてしまう。
 人の目が気になるのはしかたがない。でも、人の目を気にしすぎないほうがいい。
 愛するのはいいこと、愛しすぎは人を不幸にする。
 人の気もちを考えるのはいいこと、人の気もちを読み過ぎるとやれないことが多くなる。
 遊ぶのはいいこと、遊び過ぎると生活の中に問題が発生する。
 食べるのはいいこと、食べ過ぎは身体によくない。
 心配するのはいいこと、心配し過ぎると不安な気もちが強くなる。
 慎重なのはいいこと、慎重過ぎると臆病になる。
 幸せを求めるのはいいこと、求め過ぎると不幸になる。

 「○○」はいいことです。悪いのは「過ぎる」ことです。
 ○○過ぎて悪いことがあったからと言って、○○をすべてやめてしまうのはよくないでしょう。

 「過ぎ」の判断は、人それぞれで、難しいところです。
 「過ぎ」の一歩手前がいいことも多いでしょう。そういう場合には、自身の「過ぎ」に早めに気づいて、一歩戻れるといいのではないでしょうか。

 どこか(身体や心や人間関係など)に問題が生じた時には、「○○過ぎ?」と考え、そうだとしたら、少し休んだり、少し力を抜くことができたらいいのではないでしょうか。



   

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