しあわせ日記

6月24日(土) 食を味わう

 『「快感する脳」が人生を変える』(大島清・大木幸介・石原靖久)より、
 食をおろそかにすることは、この心身の全体を使った大きな快感を放棄することである。「食」という字は、人を良くすると書く。
 食べることをおろそかにする人は、自分の人生をおろそかにする人である。
 「食べる」ことは「生きる」ために必要なことですが、それだけではない人間にとっての楽しみ・喜び・幸せなのではないでしょうか。
 食べる際には(気づいていなかもしれませんが)快感を伴っているでしょう。

 食事は通常1日3回、他にもお菓子や果物などいろんな物を食べることができます。
 コーヒーなどのお茶、ジュース類、乳飲料、ビール等のお酒などを飲めることも快感を伴う楽しみになるでしょう。

 飲食は誰でも毎日数回(5〜10回?)はしていることです。そのたびに少しでも快感を感じられ、楽しめるようになれたらいいのではないでしょうか。
 自然にいい気分転換にもなり、気分よく生活することにもつながるのではないかと思います。
 食を大切にするというのは、決して豪華な食事をとることではない。カネをかけることでもない。よく噛みしめて、生きる喜びを味わうという基本的なことなのである。
 現在日本に暮らす人は、けっこう美味しいものを食べたり飲んだりできていると思います。それもいろんな種類のものを自分の好みで選択できる場合も多いでしょう。

 食べるもの(内容)を変えなくても、食べ方を変えれば快感を感じられるのではないかと思います。
 要は、「味わう」ことだと思います。
 「味わおう」と思い、食べることに意識を集中して、そのもののいい所探しをすればいいのでしょう。

 さらに、「(もう少しは)食を楽しもう」と考え、美味しいものを探して食べるように計画・行動できれば、もっといろいろと味わい・様々な快感を得られるでしょう。
 そういうことも可能だというのがまた、幸せなことなのではないでしょうか。
 食の楽しみを知っている人は、日常生活の楽しみを知り、日常生活の楽しみ方を知っている人は人生の楽しみ方を知っている。
 楽しむことを知っている人、楽しもうと心がける人は、「食」も「生活」も「人生」も楽しめるのだと思います。

  『自分の今行っていること、行ったことを心から楽しめる者は幸福である』

  『わたしと同じように生活を愛そうと試みたまえ』 ゲーテ



   

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