読書日記

　　外的な成功と内的な成功

　『じょうぶな心のつくり方』（ジェリー・ミンチントン）より、
　成功という言葉を聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか？
　ほとんどの人は地位や名誉、財産、権力といった外的な成功をイメージする。
　別の種類の成功もある。精神的な満足や幸せ、楽しさなどだ。それらは内的な成功だから、本人以外にはなかなかうかがい知れない。
　外的な成功と内的な成功のどちらも間違ってはいないが、おそらくもっとも満足が得られるのは、その両方の組み合わせだろう。
　単に「成功」というと、外的な成功をイメージするのがふつうなのでしょう。
　「人生の成功」というと、いろんな考え方ができるのではないでしょうか。
　それによって、人生の選択が大きく変わってくるのでしょう。

　外的な成功は大きな幸せを得ることにつながるはずです。ですから、夢をもって生きることは幸せになる方法の一つです。
　夢の幸せは成功という結果だけではありません。夢をもって生きる過程にもたくさんの幸せがあるのです。結果重視より過程重視で、楽しむことも忘れずに、日々の充実感と時折の達成感を感じられるといいのです。
　たとえ、成功できなかったとしても、１００％ベストを尽くして生きれば成功と言えるのではないでしょうか。

　「人生の成功」を考えるのなら、自分を生かして、 自分らしく生きられる（さらには、自分の天分を生かし切れる）といいでしょう。
　また、人生という旅を充分に楽しむことも人生の成功と言えるでしょう。

　人間としての成功は「幸せ（な生き方・人生）」と考えることもできるでしょう。
　外的な成功よりも幸せ（内的な成功）を大切にしてもいいのです。
　「今は幸せ」と思えるようになるためには、“現実を変える”アプローチと“心を変える”アプローチがあります。
　幸せになるためには、幸せの対象を求める努力と幸せに暮らせるようになる努力の両方をするのがいいのだと思います。



　　　

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