あるとき、人生の先輩であり、旅の達人である永六輔さんから、とても印象的な言葉をいただいた。それは、「そよ風のように旅をするといいよ」というものだった。一所懸命に頑張るのはいいことです。でも、力が入りすぎたり焦ったりして心のゆとりをなくして、幸せに暮らせなくなってしまうようではよくないでしょう。
何かやりはじめると、つむじ風のように周囲を巻き込みながら激しく突き進むところのあった僕を見て、永さんは、もっとゆっくりでいいよ、と言ってくれたのかもしれない。以来、いつも「そよ風のように」を心に留めながら、旅をしている。
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