しあわせ日記

11月13日(日) ゆっくり進むことを恐れない

 PHP12月号の特集は「大丈夫! 明日はきっとよくなる!――物事が好転していく考え方」。
 平松愛理さん(シンガーソングライター)は、
 ゆっくりと前に進むために、今、実践していることの一つが、思ったことを書き留めるという作業。モヤモヤしている心を文字にして表現すると気持ちがラクになります。他にも、つらいときは下を向きがちなので意識して空を見上げるなど、うまく気持ちを切り替えて一歩一歩踏み出すようにしています。

 フルスピードで走ってきた私にとって、ゆっくり歩いていくのは怖いことです。でも、幸せになるためには、自分を変える勇気と努力が必要ではないでしょうか。
 人はそれぞれにいろんな目標をもって生きていると思います。
 自分の目標を明確に意識している人は、達成するための努力をしてるはずです。ベストを尽くそうとフルスピードで走っている人もいるでしょう。
 でもそのために、精神的に追い込まれてしまったりすごく疲れてしまったり、今の生活がつらいだけだったりまったく楽しめないとしたら、自分のためによくないのではないでしょうか。
 また、懸命に努力しているつもりなのに、成果が感じられないという人もいるでしょう。
 そういう人は、もう少しゆっくり進むことを考えてみるといいのかもしれません。

 ゆっくり進む価値はいろいろ考えられます。たとえば、
心の力を抜く(ラクになれる)。今を愉しむ(努力の過程を愉しむ)。
自分を変える(実力をつける)。

 人には、個々の目標の他にも目標があると思います。
 その一つが、「幸せに暮らそう」という生活目標です。
 できるだけ気分よく生活し、少しでも幸せを感じて生活できるといいでしょう。
 そのためには、今を大切にし、少しゆっくり進んだほうがいいでしょう。

 もう一つは、「幸せになろう」という人生目標です。
 自分を育てて(幸せになる能力を向上させて)いくことで、少しずつ幸せになっていけたらいいのではないでしょうか。
 そのためには、自省し、自己を改善しながら、着実に進んだほうがいいでしょう。

 幸せになるためには、自分を変える(ためにゆっくり進む)勇気と努力が必要ではないでしょうか。



   

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