しあわせ日記

11月14日(月) 物事にスパイスはつきもの

 PHP12月号の特集は「大丈夫! 明日はきっとよくなる!――物事が好転していく考え方」。
 田部井淳子さん(登山家)は、エベレスト日本女子登山隊の連絡官兼通訳だった許競さんの言葉を紹介。
「麻婆豆腐に唐辛子が入ってなかったらおいしくないですよ。かと言って、唐辛子だけでは食べられないでしょう。つらいと思う日があるから、それが過ぎ去った時の平素のすばらしさが判るのですね」

 物事にスパイスはつきものだから、それを味わえばいい。
 「人生には、いいこともあれば、悪いこともある。悪い時もあれば、いい時もある」

 平常な時に考えれば当たり前のことかもしれませんが、実際にイヤなことがあった時、つらい時にこのように考えられるかどうかは大きな違いです。
 「こういうこともある」と考えられれば、それだけでも少しは心が落ちつくでしょう。

 「つらいのは一時の事、やがて平穏な時が戻ってくる」のように考えられれば、心の中に希望が生まれ、少しは明るい気もちになれるでしょう。

 不幸な事には、幸せのヒントが隠れているのかもしれません。それを見出すことが今後の幸せに結びつけばいいのではないでしょうか。
 その経験から何かを学び、自分が成長できればいいでしょう。
 少なくとも、つらさに耐えることが自分を強くすることになると思います。

 小説や映画やドラマなどでは、平穏無事ではなく、いろいろあるからおもしろいのでしょう。
 不幸な時があるから、幸せがより感じられるということもあるでしょう。

 つらい事、不幸な事も「自分の人生の一部」「人生にはつきもののスパイス」と考え、味わってみれば、決して不幸ではなく、幸せを引き立てるものだと思えるのかもしれません。



   

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