継続可能? スローライフ
「スロー」の中に「継続可能(Sustainable)」という考えがあります。
「ファースト」の急ぎすぎ、効率最優先、利益最優先などでは問題があって、ずっと続けることはできない(難しい)場合があります。たとえば、
個人なら、忙しすぎて心身の健康を崩してしまう。
社会なら、伝統や文化が失われてしまう。
地球規模なら、環境を破壊することになってしまう。
逆に「スロー」でも、継続できない場合もあります。
経済的にやっていけない、競争に負けて衰退してしまうなど。
個人・家庭のスローライフでも、収入が少なすぎるようでは続けていくことはできないでしょう。
でも、続けられなくてもいいのではないでしょうか。
一時的なスローライフでも価値があると思います。
スローな生活とファーストな生活を交替交替にやってもいいわけです。
スローな生活を始めて、ダメなら、またファーストな生活に戻ればいいのでしょう。
一時的にでも、スローな生活を愉しむことができればいいのではないでしょうか。
いろんな生活を経験できたほうがおもしろくていい、という考えもできます。
(もちろん、安定した生活もいい、いろんな生活・生き方があっていい)
個人の場合、生きていければいい(何とか食べていければいい)というのも「継続可能」と考えれば、いろんな生き方が選択できるのではないでしょうか。