今の世の中が必要としていて、スロームーブメントが与えることができるものとは、その中庸を行く生き方であり、甘い生活と情報時代の活力をうまく混ぜ合わせるためのレシピである。味の決め手はバランスにある。ファストがなんでも悪く、スローがすべていいというわけではないのでしょう。その事と時と場合によって、時には速く、時にはゆっくりでいいのでしょう。
「すべてのことをもっと速く」ではなく、「すべてのことをそれにふさわしいスピードで」時には速く。時にはゆっくりと。
「さまざまなスピードを受け入れるゆとりをつくれば、世界は今よりも豊かになるのです」(ウーヴェ・クリームト)
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