読書日記

  スローダウンの実践

 『スローライフ入門』(カール・オノレイ)より、
 実際にペースを落とすところまできたら、小さなことからはじめるのが一番だ。
 自分で料理をつくってみよう。ショッピングモールへ走っていって欲しくもないものを買う代わりに、友人と散歩に出かけよう。新聞を読むときにはテレビをつけないようにしよう。愛の行為にマッサージを加えてみよう。静かな場所で何分かじっと座っているだけでもかまわない。

 ささやかな行為でいい気分を味わうことができたら、今度はもっと大きなことにとりかかってみよう。
 労働時間の見なおしをしたり、自宅の界隈をもっと歩行者にやさしい場所にするような働きかけをしてみよう。
 生活を楽しめていないのは心が急いでいるからかもしれないと考え、少しスローダウンしてみようと思う人は、いきなり大きなことではなく、小さなことからはじめてみるといいのでしょう。

 ファストな行為の代わりに、自分がやってみたいスローな行為をやってみる。
 たとえば、ファストフードをやめてスローフードを試してみる。
 たとえば、仕事や家事を早めに切り上げて、好きなことを少し時間をかけてやってみる。(時間をかける贅沢
 たとえば、不要なヒマつぶしをやめて、心静かな時間を楽しむ。

 もしくは、ふだんやっていることを工夫して大切にやってみる。
 たとえば、食事を「味わおう」と心がけて食べる。
 たとえば、まわりにいる人との「会話を楽しもう」と心がけてみる。
 たとえば、お風呂で身体を洗う時、タオルを使わずに自分の手のひらで一つ一つのパーツを丁寧に心を込めて洗ってみる。

 ささやかでもスローな行為を一つ一つ増やし、少しずつ工夫しながら楽しめるようになれたらいいのではないでしょうか。

 スローダウンの効果を実感でき、さらにスローダウンをすすめてみたいと思うのなら、仕事や家事などのやり方を根本的に考え直して、ライフスタイルを変えてみるのもいいのでしょう。
 それによって生み出した時間を自分にとって大切なもののために十分に使えるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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