読書日記

  幸せなふり

 『楽観脳』(プライス・プリチェット)より、
 きみは幸せではないかもしれない。心が弾み、楽観的、という状態にはほど遠いかもしれない。
 だが、幸せなふりをすることはできる。そのコツはボディ・ランゲージをコントロールすることだ。

 演技をすることは、うそをつくことか?
 いいや。自分をコントロールしているということだ。
 しかも、しばらく演技をつづけていれば、それは本物になる。
 幸せなふり(表情、言葉、動作など)をすると、少しは幸せな気もちになれるのでしょう。
 その心がけを続け、それが習慣になれば、自ずと幸せな気もちになれることが増えてくるのではないでしょうか。

 このような形から入る方法とは反対に、心から入る方法(たとえば、気分を変えて行動する)があります(心入法と形入法)。

 幸せをもっていない人はいないと思います。それに気づけない人がいるのです。
 幸せに出合わない人もいないはずです。それに気づけない人がいるのです。
 自分の幸せに少しでも気づけるようになるいいでしょう。

 そして、幸せに気づいた時には、「幸せがる」ようにしてみましょう。幸せを言葉や表情や態度などで表現すると、より幸せを感じられるでしょう。
 「幸せがる」ことは、偽って幸せなふりをするのではありません。実際に存在する幸せを素直に(少し大げさに)表現するだけです。

 幸せがることは、より幸せを感じる方法であるとともに、幸せを感じる能力を向上させるための方法でもあります。
 幸せがっているうちに、幸せを感じやすくなれます。
 「幸せがる」ことは、より幸せを感じられるようになるための努力の方法でもあるのです。



   

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