読書日記

  道徳教

 「老子」には「道徳教」という別名があります。
 日本語の「道徳」の意味ではなく、「道」と「徳」について教え、ということです。

 『老子』(小川環樹・訳注)解説より、
「道」はすべてのものをあらしめる原理である。
「道」は至上であって、そのはたらきは自然である。

「徳」はもともと「得」と同音同義の語で、何かを獲得する意から転じて、その獲得したものを保持している状態、そこから生ずる力である。
 「幸せの道」はすべての幸不幸を生む原理であり、その働きは自然に従っています。
 「幸せの徳」は、獲得して保持できるもの、そして幸せになるために力を発揮するもの、つまりは「幸せになる能力」です。

 幸せになる心の働きをする幸せになる能力を向上させていくことで、少しずつ幸せになっていけるといいのではないでしょうか。
 そういう意味で、「幸せの道」は「幸せになっていく道」「幸せ修行の道」と考えてもいいでしょう。

 もう一つの「幸せの道」の考え方としては、「柔道」「剣道」「書道」「茶道」などと同様の「幸せ道」です。
 「幸せ道」には、幸せになる心の働きをする技(幸せになる方法など)があり、そういう幸せの技(たとえば、幸せになる考え方)を「一つ一つ、少しずつ」身につけていけばいいのです。



   

次の日の日記

最新の日記

老子』から学ぶ幸せの道

ホームページ