読書日記

  幸せになる心の働き

 『老子』(小川環樹・訳注)をヒントに考える“幸せの道”。

迷える心を統一して、それを保てるか。
 元気で柔軟な赤ん坊のような素直な心をもてるか。
 不幸になる考えを除き、平静な心をもてるか。
 幸せが訪れたら、素直に受け入れられるか

  (『老子』第10章「載営魄抱一、能無離乎、専気致柔、能嬰児乎、
          滌除玄覧、能無疵乎、・・・、天門開闔、能為雌乎」)


 幸せになるためには、悩み迷いを減らすこと。
 また、明日の幸せを信じて生きられるようになるといいでしょう。

 幸せになるためには、心身の健康をキープすること。
 さらには、柳に風流のしなやかな強さを身につけられるといいのではないでしょうか。

 幸せになるためには、できるだけ不幸にならないこと。
 そして、穏やかな心気分よく生活できるようになるといいでしょう。

 幸せになるためには、幸せを感じられるようになること。
 そのためには、素直な心がとても大事だと思います。

 このようなことを実践できるようになるために、幸せになる心の働き(幸せになる能力)を向上させる努力を続けられるといいのではないでしょうか。

幸せになる心の働きは、心を左右自在に動かせる。
 常に欲が無いから、小さなことさえ幸せと思える

  (『老子』第34章「大道氾兮、其可左右、常無欲、可名於小」)



   

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