読書日記

  幸せの道を楽しむ

 『老子』(小川環樹・訳注)をヒントに考える“幸せの道”。

幸せの道に従う人は、少しずつ幸せになっていける。
 幸せの道を歩む人は、幸せになる心の働きを得ることを楽しむ

  (『老子』第23章「故従事於道者、道者同於道、同於道者、道亦楽得之」)

 幸せの道に限りはなく幸せになる心の働き幸せになる能力)を「一つ一つ、少しずつ」身につけていけば、少しずつ幸福度を高めていけるのです。

 自身の幸せになる心の働きの進歩を楽しめるようになるといいのでしょう。
 たとえば、幸せになる考え方を心がけることで、少しでもラクに生きられるようになったら、それを喜べばいいのです。
 たとえば、幸せになる方法を実践することで、少しでも幸せを感じられるようになったら、それを喜べばいいのです。
 自分なりの幸せになる考え方や方法を工夫することを楽しめるようになると、なおいいでしょう(楽しく工夫する)。

 自分を育てる過程(その努力と成果)を楽しみながら、生涯少しずつ幸せになっていけたら、とても幸せなのではないでしょうか。



   

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