読書日記

  発見を求める

 『笑って生きればすべてうまくいく』(齋藤茂太)より、
 思わぬ発見。「ああ、そうだったのか」と合点がいくと、自然に口元に笑みがこぼれるのはなぜだろう。
 趣味のことにしても、仕事にしても、発見を求めながら生きている人は、いつもはつらつとしている。日々の思わぬ発見をしている人は、いつもにこにこしているのではないかと思うのだ。
 今までわからなかったことがわかった時にはうれしいものです。
 人間には知らなかったことを“知る喜び”というのもあります。
 また、真理は美しいものが多く、わかった時に感動することさえあります。
 いろんないいもの・美しいもの(事・人・物)との出合い・発見に、笑みがこぼれるような生き方ができるといいのでしょう。

 仕事にしても、勉強にしても、人づきあいにしても、趣味にしても、その中でいいことや楽しみや面白さを発見できるといいのでしょう。
 そのために必要なのは「愛」かもしれません。愛の基本は「相手の美点を発見する」ことです。

 幸せを発見できるのは、もちろんいいことでしょう。
 自分の生活の中でいろんな幸せに気づき幸せを感じられれば、それだけ笑顔も多くなるのではないでしょうか。
 また、自分を育てるために自分を発見できるといいでしょう。自分のいいところだけでなく、自分の悪いところに気づくことが自分の改良点を発見することになります。

 発見には刺激があります。発見が多い人は、イキイキはつらつと生きられるのでしょう。
 発見が続くことが、幸せを継続し、ふくらませてくれるのだと思います(いろんな幸せをつなぐ)。

 『何事でも発見が続くことが、
  楽しさ、面白さ、幸せを継続させてくれる』 羽生善治



   

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