「愛」の基本の第一は、
相手の美点に気づき、「いいなぁ」と思うこと。
そのことによって、相手を好きになること。
新たな美点を見つけなくても、すでに知っている美点に目を向け、
「いいなぁ」と思えればいいのです。
これなら、愛がある限り何度でもできるはずです。
むしろ、この積み重ねが心の中の愛をふくらませるのでしょう。
「愛」の対象となり得るのは、すべてのものです。
もの(事・人・物)には、自分にとって
好ましい所もあれば、イヤな所もあるでしょう。
相手のいい所に目を向けられるのが「愛」であり、
悪い所に目を向けるのは「愛」に反することです。
たとえば、人を愛する場合、
相手の悪い所を見つけようと(あら探しを)していないか?
もっと相手のいい所に目を向けよう。
たとえば、自分を愛する場合、
自分の悪い所ばかりを考えていないか?
自分のいい所にも目を向け、もっと自分を大切にしよう。
たとえば、仕事を愛する場合、
仕事のイヤな所ばかりを考えていないか?
仕事の目的・価値を思い起こそう。
できれば、仕事の幸せを感じられるようになろう。
たとえば、自然を愛する場合、
ふだん、自然の美しさを見落としていないか?
自然の美しさにふれてみよう。
たとえば、自分の生活を愛する場合、
生活の中のイヤなことばかり考えていないか?
生活の中の(ささやかな)楽しみや幸せを大切にしよう。
こんなふうに考え・心がけることで、
愛の幸せを感じられるようになれたらいいのではないでしょうか。
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