読書日記

  幸福を発見する能力

 『生きるヒント「一日一話」』(櫻木健古)より、
 問題は、『すでにあたえられているもの」の多さ、豊かさに気がついているか、どうか、という点にある。
 「幸福を感じる心根」のみずみずしい人は、容易にこれに気がつく。自分にあたえられている人やものの価値を、失ってから、ではなくて、あるときにすでに知ることができる。
 だから、感謝ということができる。いわば、「幸福を発見する能力」にすぐれた人である。そして、「幸福な人」とは、こういう人にこそ他ならないのではないか?
 幸福になれるかどうかは、自分にあたえられている幸福にどれだけ気づけ、豊かに感じられるかによるのかもしれません。

 『「幸福はたくさんある」と思える人は幸福になりやすい

 幸福を感じられるのは、今だけであり、自分にあるものだけです。それに気づくことが大事なのでしょう。
 そのために、まず自分の身辺のものの価値を見直してみるといいのではないでしょうか。

好好じゃない?

 また、「無い不幸」を想像することで「有る幸福」に気づけたらいいでしょう。

 『幸福を数えたら、あなたはすぐ幸福になれる』 ショーペンハウエル

 日頃から自分に与えられた幸福に目を向けるように心がけることで、自分の幸せに気づく能力を向上させられるといいでしょう。
 気づいた幸福を十分に感じられるようになれたら、なおいいでしょう。
 また、自分の幸福に感謝することを習慣にできればいいのではないでしょうか。

 幸福を発見する能力は幸福になる能力の一つです。
 幸福になる能力を身につけていくことで少しずつ幸福になっていけたらいいのではないでしょうか。



   

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生きるヒント「一日一話」』桜木健古

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