読書日記

  人格を育てる

 『怒らないこと』(アルボムッレ・スマナサーラ)より、
 怒りが生まれないようにすることは、「怒りと戦う」こととは違います。怒りと戦おうとする感情もまた「怒り」なので、良くないのです。
 そうではなくて「なんとかして、怒らないような人格を育てよう」ということなのです。

 お釈迦様が、怒りと高慢の両方を捨てろと言われているのです。
 我々も、余計なプライドを捨ててとことん謙虚になれば、怒らないと思います。
 怒りをコントロールできるようになるためには、まず、怒るのは頭が悪いからであり、怒るのは負け犬と、謙虚に認めることからではないかと思います。
 また、「私が正しい、とは言えない」と考えるためにも謙虚さが必要でしょう。

 そして、怒るのは私のせいと謙虚に認められれば、怒りをコントロールする努力もできるでしょう。
 怒りの原因はエゴとわかれば、自分勝手な考えに気づけるようになり、幸せになる考え方を心がけることもできるのではないでしょうか。

 いずれにしても、怒りをコントロールできるようになるためには自分を育てることが必要です。
 そのためには、客観的に自分の怒りを観察し、謙虚に過ちを認めて改善していくことが大事でしょう。
 「怒り」に限らず、自分の問題に対して謙虚に取り組めるようになることが、人間としての成長につながるのではないでしょうか。



   

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