読書日記

  怒る人は頭が悪い

 『怒らないこと』(アルボムッレ・スマナサーラ)より、
 世の中で、怒る人ほど頭の悪い人はいません。
 怒っているときの自分の心を観察してみてください。
 そのときは智慧も湧いてこないし、明るさもないし、適切な判断もできないでしょう?
 知識や能力、才能のある普通の人間になりたいなら、けっして怒ってはいけないのです。
 怒りはいちばん強い感情かもしれません。
 それだけ、怒りに駆られた考えや行動をしやすいということです。
 理性も働かなくなり、ふだんならしないような悪い言動をしてしまう危険性が高くなります。
 世の中には一時の怒りのために、大きい不幸を招いてしまう人もいっぱいいます。

 怒っている人を客観的に見れば、頭の悪い愚かな人間と映るのでしょう。怖い表情は醜く見えるでしょう。
 すごく怒っているときには、冷静さを失い、いい考えもしにくくなります。怒りにまかせて後悔するような行動をとってしまった経験がある人は多いのではないでしょうか。

 「そんな自分にはなりたくない」「後悔するようなことはしたくない」「自分(の人生)を大切にしたい」と思うのなら、怒りをコントロールできるように、少なくとも怒りを爆発させないようになる(幸せになる考え方を身につける)努力をしたほうがいいのではないでしょうか。



   

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